【伊丹野間校】たかが統計 されど統計
こんにちは。伊丹野間校です。
いよいよ受験の足音が近づいてきました。
先日も中3生の模試がありましたが、地理の統計が苦手な人が見られます。
資料を読み取るだけでなく、知識を覚えることも要求されるこの問題。
「この地域にあてはまる雨温図はどれですか」
これは、グラフの形は比較的変動が少ない問題です。地域の特徴が出やすいですね。
これからの地球温暖化でどうなるかわかりませんが・・・
「とある製品(農作物)の生産割合です。〇〇に当てはまるのは何県ですか」
この手の問題は、年度によって替わってきてしまいます。
TOP5くらいが固定で、順位だけ変わる、なんて部門も珍しくありません。
世代によって変わるのが「世界の人口ランキング」
保護者の皆さんは、日本は世界何位と教わりましたか?
1995年ごろまでは、世界7位でした。
しかし、2019年現在では、11位になっています。(国連統計ベースによる)
では、「世界面積ランキング」
日本は何位でしょうか。
領土面積は61位。
実は、世界約200か国のうちでは、上位の部類なのです。
では、領海を含むと。
なんと世界6位の海洋大国なのです。
なので領海の境をめぐるあれやこれやが生じてしまうのですね。
日本は(面積的に)小さい国・・・と思っている人、意外と多くありませんか?
統計の学習は、資料の大まかな傾向をとらえる必要があります。
そして調べていく中で、思わぬ発見をすることもあります。
たかが統計、されど統計、奥深いものです。