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【伊丹南野校】県高

こんちには!伊丹南野校です。

 

今回は県立高校(県高)について書きます。

 

前回の投稿でも書きましたが、過去は伝統にあぐらをかいていた時期もありましたが、ここ10年ぐらいで学力向上を目指した改革が行われ、結果が現れてきています。 

 

その改革のせいか、「県高は課題が多くて大変」という声を聞きますが、宝塚北や尼崎稲園、市立西宮といった近隣市のトップ校と比べたら少ないくらいです。

偏差値60越えの学校と比較するのもおかしいかもしれませんが、伊丹のトップ校として、これらの学校に追いつきたいという気概が見えます。

確かに市立伊丹や尼崎北に比べたら課題が多いと思いますが、ワンランク上の学校なのだから当然と思ってほしいです。

 

勉強以外でいうと、劇団員を外部講師として招いて指導を行うなど、文化祭の演劇に力を入れています。

 演劇教育はコミュニケーション能力の向上につながるとして、文科省も力を入れている分野です。

 

それだけでなく、観衆に感動を与えるという体験が、仕事の醍醐味を感じさせる効果があると考えています。

演劇は3年生の全クラスが行うのですが、上位クラスの演劇は本当に泣けます。おちゃらけだけの演劇じゃないんです。

 

子どもたちは、音楽や漫画、映画、お笑いなど、様々なものに影響を受けて育ってきました。

高校3年生になった彼らが、今度は自分たちが他人に影響を与えるという体験を味わうのです。

見ている人が感動して泣く。それを見て、作り手である彼らも感動する。

 

Win-Winの関係。

まさにそれが仕事の醍醐味だと思います。

「自分が社会に良い影響を与えている」という感覚が自己肯定感につながります。

 

勉強は受け身です。テストで100点が取れたからといって、社会に良い影響を与えることはできません。

子どもたちは、(大変だという意味で)仕事は勉強の延長だと思っているかもしれませんが、そういう観点で見ると全く別物です。

 

仕事や家事で大変そうな大人を見ている子どもたちに、大人って良いものだよって思ってもらいたいですね。

 

次回は、伊丹西高校について語ります。

 

ではまた。