【伊丹南野校】本が嫌いな人が読書家になるには
こんちには!伊丹南野校です。
今回は、学生時代に本を読むことが大嫌いだった私が、ピーク時には年間100冊オーバーの読書家になったきっかけについてお話します。
親も本が好きで、小さいころから本に親しみ、そのまま読書家になった人もいるでしょう。
しかし、少なくとも私はそうではなかった。活字を読むことは苦痛でしかなく、国語も小さい時から嫌いで苦手。
今は無きセンター試験でも大きく足を引っ張ってくれましたね。国語は自分にって困ったやつでした。
そんな人間が本を読むようになったのは、新卒入社半年後の面談で上司から言われたこんな一言。
「本を読まないでどうやって勉強するんや」
な、なるほどー!ほんまその通りだ! …と本気で思いました。
というのも、社益のためなら裏でごにょごにょするような、、いわゆる”組織の論理”というものにかなりうんざりしていたのです。
外向けの報告書に、「嘘を書かずに本当のことも書かない」というミッションを何度か経験しました。(まさに半沢直樹の世界!)
この組織の常識に染まってしまってはヤバイ!多様な見方を身に付けないといけない!!
という考えから、
本(外の世界のもの)を読んで勉強しないといけない!
と思ったわけです。
おそらく上司の思惑とは違ったのですが、そのおかげで大きく成長できたわけですから、本当に金言でした。
ちなみに、本を読み漁っていた時期、受験生と同じくセンター試験の現代文を受けてみたところ、9割強という過去最高点を叩き出したのです。当時あんなに勉強してぜんぜん取れなかったのに・・・。
ただこれは結果論で、国語の点数を上げるために読書するのはオススメできません。まず目的が不純だし、苦手な子が読めと言われて(習慣的に)読むようになるのは難しい。
本を読まない人が読むようになるには、必要にかられた時に、自分に合う本と出合うことが重要でないかと考えます。
次回は、偶然にも出会うことができた自分に合った本について語ります。
ではまた。